実充は、隆行を確認するなり、「何の用じゃ!

2018-11-08 10:00

実充は、隆行を確認するなり、「何の用じゃ!!さっさと去れ!!ここはワシの城じゃ!!」口吻を飛ばして吠えてきた。隆行は、抱えていた同情の想いから、「実充殿…。大人しく降精華推薦されよ。もはや、貴殿を守る兵をおりませぬ。」と柔らかく声をかける。しかし、その言葉で一層激昂した実充は、「ヌシのような若造が偉そうな事を言うな!役立たず弱兵など、ワシにはいらんわぁ!!」と吠え、「おい!虎松!こやつを殺せ!!」と、小姓に命令を飛ばした。(こ、こんな子供まで…。)隆行が驚いて虎松と呼ばれた小姓に眼をやると、その小姓は足をガタガタと震わせながらも、腰から小さな刀を抜き、隆行に向かって弱々しい殺気を放ち始めた。(実充…。手足が動かないからと言ってこんな子供にまで、そんな過酷な事をさせるとは…。)隆行の中で、同情の想いが少しづつ怒りへと変わっていった。「…ヌシのような男は…武士の風上にも置けぬ。」隆行が強い眼光で実充に向かってそう言うが、「はよう斬らんかぁ!虎松ぅうう!!」実充は、小姓に向かって吠え続けている。

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